弱アルカリpH最高値に迫る
めっきりと寒くなってきましたが、体調管理に気をつけて健康でお過ごしいただきたいと思います。
さて、今年はコシヒカリの作況が悪くて、お客様にはたいへんご迷惑をおかけしてしましました。
本当に申し訳ございませんでした。
でも、捨てる神あれば、拾う神ありと申しますが、 グッドニュースをお届けします。
ひとつは、今年のお米のpHがすばらしい値になりました。
通常のお米のpHは6.7程度の酸性米です。
ピロール農法で作られたほとんどのお米は、pH7.4以下の弱アルカリ性米が多いようです。
ところがうちのお米はなんと、過去最高のpH7.5を記録しております。
お米を食べていただく皆さんに誇れる出来栄えのいいお米です。今年の天候は、pHを上げるにはすごく良かったということなのかそれとも、水管理が的を得ていたのか?
ただいま検証中です。
来年も、pH7.5を出せるように頑張ります。
お米コンテスト最優秀賞
もうひとつ、ビッグニュースです。
去る11月21日(木)に奥越地区おいしいお米コンテストの表彰式がございました。
これは、テラル越前農業協同組合傘下の大野市、勝山市農家を対象にしたコシヒカリの食味コンテストです。
奥越地区は福井県でも最もおいしいお米がとれる地域と言われています。
実質的には福井県No.1のコシヒカリを決めるコンテストです。
このコンテストにおいて、なんと、私の「もりの元氣米」がすごい成績を収めました。
一般部門 最優秀賞
特裁部門 優良賞 (3位)です。
すばらしい成績でした。
これは、最近の異常気象に対応するために、 窒素肥料を控えたことが食味には、いい方向に働いたということです。
収量としては、過去最低でしたが、食味は過去最高でした。
来年は、今年の食味を維持した上で、 お客さまのご要望にお応えできるようさらに増収するべく、 施肥計画を見直していきたいと思っております。 どうぞ、ご期待ください。
福井県大野市 松田 邦男