いつもと違う、台風進路にとまどいながらの作業です。出穂し始めたので、暑い中、背中に動噴を担ぎながら体力のいる作業ですが、おいしいお米になれと思いを込めながら2回目ピロール資材散布を行いました。普通この時期ですと、田は、水落していますが、ピロール資材散布後は田んぼに水を張ります。少なくとも10日間くらいは水を張っておきます。そうすることで田んぼの中でシアノバクテリアが繁茂できる環境、ミネラルバランスが保たれ、また秋落ちの原因のひとつである、硫化水素の発生が抑制されます。
シアノバクテリアが繁茂し土の中から酸素が生まれるので酸素不足になることはありません。
根張りもよくなり、台風シーズンになっても、稲がたおれることなくもりの元氣米は、元気に育ち、美味しいお米が収穫できます。