玄米は籾(もみ)を取り除いただけのお米で、お米のまわりを米糠(こめぬか)が覆っています。米糠はとても固く、まるで殻のようなものです。お米を洗って水に浸けしても、水を米の内側に入らないよう防御してるので、なかなか水が染みこんでいきません。
そんな玄米を炊いても、とても固くてゴワゴワした食感になり、とても食べにくい玄米になってしまいます。
「もりのちょこ搗き元氣米」は、特殊精米機で、ちょこっとだけ玄米に傷をつけしてあります。そのおかげで傷ついたところから米の内側まで水が浸透し、発芽されて炊き上がります。
発芽がされた玄米で顕著に増加するのGABA(ギャバ)です。GABA(ギャバ)は脳や脊髄で抑制性の神経伝達物質として働いています。
リラックス効果があると言われています。
その他、発芽玄米が優れている栄養素としてイノシトール、フェルラ酸、トコトリエノール、カリウム、マグネシウム、オリザノール、食物繊維などが玄米と比べて発芽玄米が優れている栄養素と言われています。
「ちょこ搗きもりの元氣米」はピロール農法で作られているので、下記の特性をそなえています。
1.玄米をやわらかくして食べやすくなる
2.玄米の毒性を取り除く
3.米のアレルギー成分を低下させる
4.玄米を発芽させて栄養価を高くする
5.食感、味、栄養のそろったお米
戦国時代の武将はちょこ搗き玄米を食べていた?
戦国時代の武将が、重い甲冑を付け、戦場で戦えたのは、玄米(発芽玄米状態)のお米を主食にしていたからと言わています。
この時代の脱穀は、稲束を「千歯こき」でしごいて稲穂から米粒(モミ)を取り、棒で叩いて、もみ殻を割って(モミすりして)いました。
棒で叩くので玄米にひびが入り、炊き上がりは発芽玄米状態で、炊き上がっていたから、戦場であんなに元気に飛び回れていたのです。
現代の脱穀&モミすりは、機械化されています。玄米には、油膜がコーティングされたままで、米の中まで、浸水しない米を炊飯しても硬いまま炊き上がり、ボソボソでまずいです。
店長のおすすめ、ちょこ搗き元氣米の炊き方
店長あきんどひらこうのおすすめ「ちょこ搗き元氣米」の炊き方
水はクラスター(塊)を小さくするために、炭を入れた、汲み置き水を使いっています。
十分な時間(1~10時間)くらいは浸しておき、お米が水を十分に吸収することができた状態で炊飯してください。一晩くらい置くのがいいですね。炊飯器でも炊けますが、圧力鍋で炊くほうが、よりおいしく炊けます。
圧力鍋で圧がかかってから、弱火で15分炊き火を止め、15分間蒸らせばできあがりです。発芽状態で炊き上がるので、パサツキもなく、もちもち、ほどよい硬さで、家族も喜んで食べてくれています。