朝食に、きなこドリンクを飲む

「朝食に大豆をとると、大豆オリゴ糖などの作用で血糖値を下げるインスリンの分泌を促す成分が出る。

その効果は3~4時間後から、しばらく続き、昼食後も血糖値が上がりにくくなる。

煮豆などの大豆を朝食にとればいいのです。手軽に効果が上がるのが朝食の「きな粉+ドリンク」がお薦め。きな粉は食物繊維が豊富で抗糖化パワー大。これに抗酸化成分たっぷりのドリンクを組み合わせれば、シミ、シワをストップ。やせやすい体にも、血糖値も上がりにくくなる。


セカンドミール効果

糖尿病は、急激な血糖値の上昇や、高い血糖が続く状態を避けることです。

それにピッタリなのが、食物繊維と大豆オリゴ糖を含むきな粉。食後に血糖値が急上昇するのを抑える働きがある。

きな粉にはセカンドミール効果も期待できる。

セカンドミール効果とは、先にとった食事(ファーストミール)が、次にとった食事(セカンドミール)の後の血糖値に影響を及ぼすこと。

例えば朝食で大豆や大麦などの食物繊維が豊富なものを食べると、その時の血糖値の上昇自体が抑えられるだけでなく、その後の糖の吸収や代謝にも影響し、昼食時の血糖値の上昇も抑えられる。 


きな粉の栄養価はすごい

栄養価は生や乾燥大豆とほぼ変わらず、大豆丸ごとの栄養素が手軽にとれる。

炒って粉にしているため、重量当たりの食物繊維量は大豆製品で一番多く、100gに18.1g、大さじ1杯に2.7g含まれる。たんぱく質も豊富。

「きな粉+ドリンク」は、たった大さじ2杯のきな粉を豆乳、味噌汁、珈琲などに加えるだけでもできてしまう。

抗酸化ビタミン、ポリフェノールがいっぱいのフルーツや野菜にかけて食べるか、ココアに合わせるのがお薦め。

味の相性が良いのがヨーグルトドリンクや味噌汁、豆乳。便秘気味の人にもお薦めです。朝食をとる時間がなくても、コンビニドリンクに大さじ2杯のきな粉を混ぜるだけで最強の「不老ドリンク」になる。


豆乳きな粉ココア

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カカオポリフェノールが脳を活性化 豆乳きな粉ココア

食物繊維たっぷりなきな粉。原料である大豆は女性ホルモンと似た働きをもっている大豆イソフラボンが含まれているので、豆乳と並んで近年人気の食材です。

ココアに含まれるカカオポリフェノールが酸化を防ぎ、脳を活性化します。

[ 材料&分量]

きな粉 大さじ2

無糖ココア 大さじ1

無調整豆乳 150ml

はちみつ 大さじ1〜お好み量

[作り方・レンジ]

1.耐熱容器にきな粉、ココア、はちみつを入れ豆乳を少量いれよく混ぜる。

2.豆乳を加えレンジであたため、仕上げにきな粉を少々かけてできあがり。

[作り方・鍋]

1.鍋にきな粉(大さじ2)とココア(小さじ1)を入れ溶かす。

2.甘酒(150ml)を加え混ぜ、火にかけ温める。

3.はちみつを入れる